Deepに満喫してきましたヨ、韓国


出発まで。

Hがソウルに滞在しているうちに一度行くべしということで、計画された韓国旅行。実はワタシ、韓国へ行くのは初めてであります。近くて遠い国。でもせっかく今回は現地に精通したHがいるので普通の観光では行かないようなところでディープに楽しみたいという要望をあらかじめ出してあった。観光なら別の機会に行ったときでも出来るしね。基本コンセプトは食い倒れること。

それと今回の企画のもう一つの目玉は、同行するNの知人Tさん(韓国の人)に飲み会を設定してもらうというもの。最初は「韓国で合コン!」という冗談みたいな話だったのだが、合コンかどうかはともかく、韓国の同世代の人たちとじっくり飲む機会なんて滅多にないから是非是非それは実行してほしいということでお願いしたのだった。

■7月6日(金)

午前中は会社で仕事。13時発のNEXで空港へ向かう。

今回は既にソウルにいるHの他に、奥さんのY子、Y子のお姉さん、そしてNとRさんが行くことになっているのだが、それぞれ行きも帰りもバラバラ、現地集合現地解散という変則的な旅行である。既に夏休みに入っているせいなのかチケットが取りにくかったり、出発できる日も違ったりといった理由からだ。

そんなわけでマイレージを使ってビジネスクラスで行く人もあるというのに、ワタシは大韓航空のエコノミーで行くのである。しくしく。しかも大韓航空って他のソウル便(ユナイテッドなど)に比べて高いのよね。往復で4万6千円もするのだ。現地ではあまりお金使わないようにしよう。

NEXはどこかで人身事故があった影響で15分くらい遅れる。多少の時間的余裕はあるので問題なかったけど、あんまり幸先良くないかしら。

大韓航空は成田空港第一ターミナルからの出発になる。第一の方は古い建物だから薄暗いし、お店も少ないし、あまり好きではないんだよねと思っていたのだが、着いてみたらビックリ。新しいモールが出来ている。いつのまにこんなものが…。

混んでいるのだろうと思って早めに出国審査に向かうと予想外に空いている。しかも驚いたことに出入国カードが廃止されたという表示が出ている。どうやらこれは最近変わったばかりのようだけれど、暫く来ないうちに色々変わってしまったのね。そういえばよく考えてみたら、海外へ行くのは昨年の9月の新婚旅行以来だ。ずいぶん久しぶりだわ。

あまりサービスの良くない大韓航空のスッチーに耐えつつ(?)、ソウルへ向かう。たった2時間半のフライト。近いんだね。ホントに福岡へ出張するのとほとんど変わらない感覚だ。でもちゃんとした食事は出るんだ<あんまり美味しくなかったけど。

あっというまに、ソウルは仁川(インチョン)空港に到着。この空港も新しく出来たばかりだ。4月くらいのオープンではなかったか。以前の金浦(キンポ)空港よりはソウル市内からも距離がある。交通手段は今のところバスだけ、なのかな。そのうち電車が通るというような話は聞いた。

初めて見る韓国の景色は不思議なくらい日本に似ている。高速道路も自然も建物も畑も。職業病なのかどこへ行っても栽培されている作物が気になってしまうのだが、韓国の田んぼは日本のそれとまったくソックリだった。今まで訪れたアジア各国の中で一番日本に似ている気がする。ああ、車が右側通行なのが唯一違うところか。

やっぱり現代(ヒュンダイ)の車が多いなあとか、ひょろひょろと細長い建物が多いから余り地震がないのかなあと想像したりとか、バスに一人で乗っている間もまったく退屈せず外を眺めて楽しんだ。

1時間で着くと言われていたのに、1時間半以上かかってようやくホテルに到着。すっかり遅くなってしまって皆に心配されているかも…と不安になりながら、部屋へ。そうしたら「早かったねー」と言われる。どうやらワタシより1時間以上早く韓国入りしたNのバスは、ワタシが乗ったもの以上に渋滞に巻き込まれたようで、ホテルに着いた時間はほんの10分程度しか違わなかったようだ。

とりあえず、もう20時過ぎなので食事へ。今回は現地ガイドを勤めるHが食事の候補を色々と選んでくれているのでほとんどお任せである。最初の食事は全羅道(チョンラドウ)料理。市内から川を渡ってやや南下する。このあたりはIT企業が多く集まっている場所でもあるらしい。

この全羅道料理は韓国でも南の方の地域の食事だそうである。全羅道定食20,000ウォン(=2,000円)。キムチ各種、焼き魚、タコの煮物や、カルビの叩き(ハンバーグみたいの)とか、煮物も色々。机の上が一杯になるほど皿が並べられる。すべて美味しい。

途中からはNの知人であるところのTさんも参加。彼はとても日本語が上手。微妙なニュアンスも理解してくれるし、細かいジョークとかも使う。母国語以外の言語でここまで使いこなせるなんてなあとしみじみ尊敬。生きていくために必要だからという真剣さがあるからなのか。話を聞けば、日本に来てからかなり苦労して生活していたらしいし。

そのあとはTさんの会社近くのパブみたいなところで一杯飲む。飲み屋っぽいところにはHOFと書いてあることが多い。ビールの種類かしら?と思ったんだけど、違うかな。こちらの人はあまりウィスキーとかは飲まないみたい。ビール(メクジュ)か焼酎(ソジュ)が多いのかな。ここでは日本酒みたいのも置いてあった。清酒、なのかな?

食べ物の方は揚げ物が多い。韓国の飲み屋さんのおつまみではフライドチキンが普遍的なものらしい。フライドチキンとビール。当たり前の組み合わせ過ぎて、日本からの旅行者であるワタシはちょっとツマラナイ気持ち(笑)。そうそう、フルーツ盛り合わせを頼むとトマトがついてきたんだよね。これは後で他のお店で注文してもそうだったんだけど、韓国ではトマトはフルーツに分類されているのかしらと物議をかもしたのであった。

ところで、ソウルでは金曜の夜の12時〜1時半くらいまではタクシーが捕まらないらしい。空車はたくさん来るものの、乗車拒否されてしまうのだ。たぶん帰車時間だからお客さんを乗せないのかな。そんなわけで1時を過ぎるまで飲んでいたのだった。

Tさんと別れ、漸く乗れたタクシーでホテルそばまで帰ったものの、HとNがもう一軒行こうと言い出す。しかし連日の出張+今日の移動で疲れていたワタシやY子はかなり眠くなっていたので、コンビニでちょっと買い物をしただけで、HとNを置いて帰ってしまった。

ちなみに入ったコンビニはLG25というこれまた街中でよく見かけるもの。LGという冠がついているということはやはりLucky Goldの資本が入っているのだろうか。品揃えはあまり日本と変わらない。おにぎりや海苔巻なども売っている<もちろん韓国的なヤツなのだけど。緑茶があったのでそれを購入する。

ホテルに戻ったらもう2時近い。シャワーを浴びて眠りについたが、暫くすると酔っ払った二人が帰ってくる。4時くらいか。HのところにRさんからメールが入っていると言う。土曜日出発ということで飛行機のキャンセル待ちをしていたのだが、結局チケットが取れなかったのでこの旅行には参加できないということらしい。酔っ払っていて時間の感覚のないHが明け方だというのにRさんに電話しているのを聞きながら寝入ってしまった。

→続く


初日 二日目前半 二日目後半 三日目前半 三日目後半 最終日


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