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第10回記念大会in高松はオトナな旅 

<そもそもは>

わが夫婦の高松行きも昨年行った前回で9回目となり。10回目は記念大会(?)としてベストオブベストなお店に行きたいねという話をしていた。そして、それならあまりメンバーも広げすぎず、コアなメンツで行くのがいいねということで、弟くんを誘う。3人でまずは2軒ずつ行きたいお店を出し合い、さらに次点のお店も出す。ワタシは谷川米穀店と富永、次点が日の出。相方さんは日の出とおか泉、次点でまはろとはりや。弟くんはまはろとがもうで、次点は日の出、更に3点で福田。判る人にしか判んないけど、意外と面白いこのチョイス。お互いにどこを出すのかといった駆け引きも若干あったようななかったような。3人の1st choice6店に、弟くんの次点である福田をくわえる。ずっと気になっていたお雑煮うどんのお店。前にトライしたときは売り切れでフラれているし、結構マニアックなメニューでもあるので、こういうときでしか行けないよねということで。後は相方さんの希望でうどん学校。こんな感じで行く事になった。

ところが!前日の夜、ワタシも家に帰ったのが遅かったというのあるけれど、その少し後に帰ってきた相方さんに翌朝の家を出る時間を伝えたところ、「?」という顔をしている。こちらも「え?」と。なんと相方さんってば、1週間日程を勘違いしていたことが発覚。相方さんプチパニック。月曜が仕事なのは当然のこと、日曜も用事を入れていたとのことで、その調整がつくのかどうか。しかもホテルやレンタカーの手配も変えなきゃいけない。どうにかなるのか怪しかったけれど、かなり無理やり何とかしたようで、当日は何とか出発できた

<2012年1月22日(日)> 厳選された4軒で食べちゃ寝

とはいえ、完全寝不足な相方さん。とりあえず現地へ。思ったよりも寒くないわ。お天気も良くて、むしろちょっと春っぽいくらい。今日は9時前に着く便で行ったので、早いスタート。


高松空港のターンテーブルにはうどんが回っています

まずは富永へ。9時半過ぎには到着。後ろの美容院が閉店していて、その1階も富永の駐車場になっていた。お客さんはワタシ達以外にはおらず。元気なおばあちゃんに注文。そもそもこのお店は普通のお家の畳の間でご飯食べてるみたいな感じなんだけど、おばあちゃんがお茶とかも出してくれたりして、ますますおばあちゃん家に遊びに来たみたい。


富永:ひやあつ小180円。

ここは宮武系なのだけれど、宮武的なごりごりした硬さがあまり感じられなくなっていた。お出汁もなんだか前とはずいぶん変わったような。何だか全てがおばあちゃん家のうどんになった気がする。独自の変化を遂げたというか。でも、静かなお座敷で日の光を浴びながら、いりこの香りがぷんぷんするお汁を飲み、もっちりとした讃岐うどんを食べるのは厳かな雰囲気すらあり、帰ってきたなあという気分になる。幸先の良い旅行のスタートを切ったなという感じ。さーて、2軒目いくぞー。

2軒目は日の出製麺所。10時20分とかなり早い時間に到着。本当は11時半開店なんだけど、大体11時くらいには入れてくれるのだが、それでもちょっと早い。さすがに1番かなと期待していたのだが、残念ながら2番手だった。


2番手

お土産を買ったり、お店のおじさんや前後のお客さんとお喋りしながら待つ。お日様が当たっているので寒い感じはない。道の拡張工事の話や宮武のご主人の話とかしつつ。後ろのおばあちゃんは高松市内から一人で来ている人でちょっと面白いおばあちゃんだった。予想通11時には入店。


日の出製麺所:あついの小、冷たいの小200円。

最初の100食は「さぬきの夢2000」を使っているとのこと。ワタシは普通の粉の方が好きなのでちょっと残念。このところ、ずっとそうなんだよね。さぬきの夢の方がむっちり感が強いのだ。でも相変わらずの美味しさ。満足だわー。

さてさて、ここから少しドライブして坂出方面へ。かなくま餅福田へ向かう。香川のお雑煮は白味噌に焼いた丸餅、しかもその中には餡子が入っているのだという。そして、ここのお店ではなんと、その白味噌あん雑煮にうどんが入っているのだそうだ。もう一体どんな味なんだか想像もつかない。半分怖いもの見たさ的な部分はあるけれども、でも一回は食べてみたいという気持ちが高まっていたのであった。12時10分ころお店に到着したら、なんと大混雑。ちょっと待つくらいだった。お店のおばさんが「日曜日は大体こんな感じなんですよー」と言っている。しかも県外のお客さんというよりは地元のお客さんがほとんどみたい。地元の繁盛店なんだねえ。

メニューは色々あるけれど、ここは初志貫徹で白味噌雑煮うどんあん入り。あたりを見てもかなりのお客さんがこれを頼んでいる。ただ一人ひとつはさすがにリスキーだし、餡子とうどん両方でボリュームは相当なものだろうから、3人で1つをシェアすることにした。それ以外にサイドのお赤飯とかお稲荷さんとか頼んでみる。普通の和菓子屋さんっぽい感じなので美味しいだろうなあ。予想通り美味。

これをちょいちょいつまんでいたら、ついに来ましたよ。まずは一口お汁を飲んでみると、白味噌味なのだけれど、かなりしっかりいりこだしが効いている。お、これは美味しいねえ。餡子の入ったお餅を齧ってみる。お出汁の塩気ととても上品な甘さの餡子が合う!これは美味しいわ!そして、そもそも、お餅がとっても美味しいのだ。うん、これはいいわね。地元の人でもけっこう白味噌あん雑煮が苦手な人がいると聞いたことがあるけれど、なんで?と思うくらいだった。3人とも気に入ったし。正直なところ、うどんは入っていてもいなくても…というくらいで、塩気として丁度いいかなという感じだったけど、お雑煮自体が美味しいのであった。最後の方は少しお汁にも餡子の甘さが出ていたけれど、でもそれもそんなにくどい感じではなく、美味しく食べ終わった。ご馳走様でした。


福田:白味噌あん雑煮 あん入り510円 お赤飯180円 

相方さんがお店を出るときに、草餅をひとつ買っていたけれど、これも美味。やっぱりお餅自体が美味しいんだねえ。さてさて、かなり満たされて、しかもやや寝不足だったワタシと、かなり寝不足な相方さんは、とても眠くなり。1時間弱お昼寝。

お次は本日の最終うどん屋さんである、おか泉へ。14時半頃到着。なんとお店の前の駐車場に停めれた。初めてだわ。2組くらいしか待ってないし。普段は夕方に来るので、明るいうちにお店に着くのは珍しい。

こちらも定番の冷や天おろし。やっぱり1人前食べきれる自信はないので、弟くんとシェア。


おか泉:冷や天おろし945円。

相変わらず美しいビジュアル。おろしとレモンでさっぱりしているので食が進むし、天ぷらはカリッサクッ。ちょこっとだけ甘めのぶっかけだしと、冷やされてムチッとしたうどん。しかもこのボリュームでこのお値段。本当にここは全体としての完成度が高いお店なんだよねえ。何だか認めるのが毎回ちょっと悔しい気持ちになるのだけれど、美味しいのだ。

うーん、満足だ。そこからホテルへ向かうことにしたのだが、高速の途中で弟くんの運転に変わる。うちの弟くんは時々無謀というか大胆なのだが、免許を取って以来10数年ペーパードライバーだというのに、なんと先日いきなり車を買ったのである。で、納車されたばかりなのだけれど、まだ全然運転していないとのこと。車のあまり多くないところで練習するのがいいだろうということで、運転を変わったのであった。緊張感漲る車内。でも教習官となってくれた相方さん曰く、ブレーキングや注意がきちんと向けば、後は問題ないだろうとのこと。ホテルに無事到着。チェックインし、いったん休憩。

19時頃に再度集合して夕食へ。例によってタンパク質が欲しいねということになり、骨付き鳥か焼き肉か餃子かといった侃々諤々の議論の末、骨付き鳥の一鶴に行く事になった。一鶴は骨付き鳥では一番有名なお店だけれど、行ったことがなかったのだ。高松周辺には3つお店があるのだけれど、最初の2軒は満員でフラれ。3軒目の屋島店も喫煙席はカウンターならということだったので混んでいるのかなあと思って行ってみたら、ちょっと予想と違った。すごく広いお店で、確かにカウンター席ではあるけれど、何だかドライブインみたい。

お野菜とかお豆腐とか今日一日出会わなかったものを注文。そして出てきたよ、骨付き鳥。親鳥とひな鳥を頼む。親鳥は噛み応えがあって味が濃い。ひな鳥は柔らかくてジューシー。以前食べたときは、ひな鳥があまりに味が淡白な気がしたのだけれど、今日食べたものはひな鳥はひな鳥で味がある。どちらも胡椒ががっつり効いていて、うまし。やっぱり有名店は有名になる理由があるんだなあと思わせる美味しさだった。


一鶴:サラダ、醤油豆、ねぎさば、カレー豆腐。


親鳥、ひな鳥。


鳥飯、むすび、鳥スープ。

3人で5100円。ご馳走様でした。ちょびっとだけ甘いものを買ってホテルへ戻る。

<2012年1月23日(月)> うどんを食べて作る

7時半起床。今日も晴れ!でも昨日よりは寒そうだ。昨日は12度もあったらしい。通りで。東京も夜には雪とか行ってるしなー。8時15分ころ、ホテルを出発。がもうへ向かう。8時半から営業しているようだが、9時頃到着。さすがに平日の朝ということでそんなにお客さんは多くないが、地元のお兄ちゃん・おじちゃんが買いに来ているのが何だかいい感じ。


がもう:ぬくい小160円。おあげ50円。

このお店はやっぱりお揚げ!びろーんと巨大で、かつ弾力のあるお揚げが絶品なのだ。適度な甘さで煮込まれたお揚げの煮汁がじゅわっといりこ出汁に染み出る。風が強くて寒い朝にしみじみ美味しいなあ。

それにしても駐車場広がったなあと思う。前はすぐ目の前が田んぼだったのに。

そこから谷川米穀店へ。ちょっと早く着いてしまって三島製麺所の前も通り過ぎる。10時頃に到着すると、駐車場には1台車が停まっている。ワタシ達の後にもぽつぽつと車がやってくる。このあたりは霙交じりの雨でだいぶ寒そうなので、並ぶかどうかちょっと迷うが、だんだん車が増えてきたこともあり、10時15分頃にはお店の前へ。一番乗り。それにしても谷川に来るときはいっつも雪のイメージ。山の中だからだろうねえ。11時くらいが開店時間ではあるのだけれど、いつも早めに開けてくれるので、それを期待していたら、10時半には開いた!

まずはぬくいのに玉子。やっぱり玉子ご飯っぽいのだけれど、でもさすが冬だから結構弾力がある。そしてもう一杯は冷たいの。泊まったホテルのお部屋にはホテル手作りの香川うどん案内があったのだけれど、そこに谷川で冷たいのは酢醤油が合うと書かれていたので試してみたのだ。おお、全然また違うけれど、さっぱりつるりんといただけて、これまた良いねえ。唐辛子の佃煮をちょちょっと入れて美味しく完食。


谷川米穀店:ぬくい小120円、冷たい小120円、玉子30円。

お店の外に出ると行列為し。月曜の朝はこんな感じなのかあ。行列がない谷川は初めて見るわ。

そこから今度は東讃岐方面へ移動。途中でまたドライバーが弟君に交代。ほとんど曲がったり、車線変更するところがなかったせいもあるけれど、安定感のある運転で快適だった。そして無事に目的地まはろに到着。食べるほうとしてはこの旅行最後のお店である。

 


まはろ:ジャンボぷりぷり海老かきあげ・かけうどん680円。

前回も巨大な天ぷらが出てきたのはよく覚えているのだが、今回もまた巨大!これはかきあげっていうのかしら?細切りのお野菜(薩摩芋・玉ねぎ・三つ葉など)がボートみたいになった上に海老が乗っている。うどんの器も巨大なのでサイズがあまり伝わらないのだけれど、現物はそうとう巨大。でも揚げたての天ぷらはサクサクだし、海老は本当にプリプリだし、美味しい。

弟くんのイイダコ天も味見。やっぱりこのお店もいいねえ。お出汁がまた正統派いりこかけ出汁という感じでかなり好み。お腹もいっぱい。ご馳走さまでしたー。

さてこの旅行最後の行程は中野うどん学校入学である。ずっとずっと気にはなっていたけれど、時間の都合もあって行ったことはなかった。うどん打ちを体験出来る場所で、うちたてのうどんを食べることもできるのだが、ワタシ達はうどんは持ち帰りにした。3名で入学。

エプロンをつけて、まずはもうすでに出来上がった生地を伸ばす実習。手のひらでグイグイグイと押した後、麺棒で伸ばす。最初は広げた生地を伸ばし、その後で麺棒に巻きつけたまま伸ばす。台の縦幅と同じくらいに伸びたら完成。それを屏風のように折りたたんで切る。3mmの細さに切るというのがビックリ。ずいぶん細く切るのね。これをパックに入れてお持ち帰りさせてくれる。弟君はちょっと太めになってしまい、先生に「あまりお家で料理しないでしょう」と突っ込まれる。


左がワタシ、右が相方さんの。


やる気も結構入ってます

二時間目は生地作り。小麦と食塩水の割合についてまずレクチャーを受ける。季節によって、塩水の濃度と量を調節するのだそうだ。グルテンが出て黄色くなるように、かつポロポロさせるように、小麦粉と食塩水を混ぜる。それをぐいっとまとめたら、袋に入れて足で踏む。3人で交代で踏む。AKBとかの音楽に乗ってノリノリで踏むのである。男性と女性では感覚が違うのだけれど、とにかく空気が残らないようにぎゅぎゅぎゅっと踏む。一回折りたたんで空気の残り具合を確認したうえで更に踏む。なめらかになるまで。そして再度折りたたんで完成。3時間ほど寝かせたら食べれるのだそうだ。この生地もお土産にいただける。これで授業は終了。面白かった!一人1500円。生地&うどんの他に麺棒と秘伝が書かれた掛け軸がついてくる。

空港へ。相方さんだけ先の便で帰り、ワタシと弟くんは例によって喫茶店でケーキをいただく。今回もまた充実した旅行だったわ。

<まとめ>

割とのんびりしたペースで絶対外さないお店だけを厳選してまわった今回の旅行。美味しくないはずがないんだけれど、やっぱり美味しかった。なんかオトナな感じ。どのあたりが「オトナ」かと言うと、以前のように一日5軒まわって動けないほど食べるってことをしなくなったあたり。どのお店でも美味しくいただけるようにペース配分を考えて回れるようになったのが大人なのである(笑)。

そんなわけで今回は一番のお店を決めるのもなかなか難しいのだけれど、まはろはよかったなあ。あと、ホントなんだか悔しいけれど、おか泉の完成度の高さも光る。そして今回のめっけもんは福田の白味噌あん雑煮うどんだわね。行って良かった。新発見だった。

後日、持って帰った中野うどん学校のおうどんを食べたけれど、意外と美味しかった!粉と塩と水だけなのに、ホント何が違いを生むのだろう。やる気?! まあ、水は違うのかもなあ。あとは粉の混ぜ方とか、踏むときの空気の抜きっぷりとか、勉強したような技術による違いなのかな。ちょっと驚いたよ。

相方さん、弟くん、どうもありがとうございました。運転もお疲れ様でした。また行きましょう〜。10回を一区切りとして、次回以降は新しいステージへ入るようですよ(第2章?)。


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