7回目の讃岐うどん巡礼は2泊3日でのんびりゆったり 

<2009年1月10日(土)>

ここ数年、1月の成人式の連休の定番になりつつある冬の高松讃岐うどんツアー。夏もあわせると既に6回(今回が6回目だと思っていたが数えてみたら7回目だった)も高松へ行っているワタシたちであるが、さすがの相方さんも「そろそろ今回で一区切りかねえ」とのたまわれた。ならば今回は今までの集大成といった感じで、どっぷり三日間どっぷりと厳選されたお店を回ろうということにする。メンバーも少数精鋭で。さすがにそろそろ飽きたかなとは思いつつも声を掛けてみたら、二つ返事で来ると言った弟クン、アメリカにいる頃から再訪を要望していたY子さん&一度行ってみたいと言っていたHと我々で5人。

初心者Hに良さを伝えることを考えつつ、土日祝の休業日や営業時間を考えつつで、相方さんの行程作成ははかなり大変だった模様。そしてまたも週末雪予報もあったり。でもとりあえずは出発である。8時にH夫妻をピックアップして羽田へ。JALとANAとに分かれて搭乗。ANAの方が少し遅れて到着。

レンタカー屋へ移動して、まずは一軒目。増井米穀店という初めてのお店である。昭和30〜40年代っぽい雰囲気という解説があったが確かにそんな感じ。ちょうど12時くらいに着いたのだけれど、地元の人がささっと食べるお店のようで特に混んでいることはなかった。ただ、米穀店というだけあって、おにぎりが人気なのだそうだけれど、それはちょうど最後の一個がなくなったところだった。残念なり。なので温かい小。すごく強い主張があるわけではないけれど、適度な硬さと弾力があり、そして塩がわりとしっかりきいたウドンと、いりこの香りが適度に立っているかけ出汁。「これこれ!」と言いたくなる感じ。「ああ、帰ってきたな〜」みたいな。「特徴がないのが特徴」とご主人は言っているそうだけれど、いいたいことは良く判る。一般的に讃岐うどんと言ったときに思い浮かべる感じなのだ。美味しい。

@増井米穀店(12時〜12時10分)あったかい小1玉180円。()内の時間は滞在時間。

さて、お次も今まで行ったことがないお店「はりや」。相方さんがすごく行きたがっていたお店なのだが、日祝休みな上に営業時間が短く、かつ混んでいるので、今までは谷川や日の出とかち合ってしまい行けなかったそうなのだ。今回は3日あるということで言ってみることした。お店の前には4人くらいしか並んでいなくてラッキーと思って中へ入ったら、カウンターと平行に20人くらい並んでいた。あらー。中でだいたい20分くらい並ぶらしい。その間に注文するものを検討する。鶏の唐揚と冷たいおうどんの「かしわざる」が有名だそうなのだが、他にもげそ天や天麩羅盛り合わせも美味しそうだし、カレーうどんもかなりいい匂いをさせている。ただ見ていると出てくるものはどれもすっごいボリューム。男の人でも結構食べきるのが大変そうだ。かなり悩んだが、まだ先もあるしなあと、弟クンと「かしわざる」と「ざる」を頼んで、かしわ天をシェアすることにした。5人一度に座れたら、また違う頼み方も出来たと思うのだが、それは難しそうだったので。

ようやく席に座り、暫し待つと出てきました、かしわざる!巨大なかしわ天(鶏の唐揚)が6個も乗ってる。一つかじってみると、中は透明な肉汁が染み出るくらいジューシーでアツアツ、胡椒がちょっと効いていて、これは美味しいわ!そんなに鶏肉に興味のないワタシでも美味しいと思えるかしわ天であった。そして、うどんがまた尋常じゃないモチモチっぷり。表面は柔らかいけど、内側の弾力がすごくてなかなか噛み切れないくらいなのだ。なかなかここまでのモチモチ感はないなー。混んでいて待たされるけれど、名物店長(イケメンとのことだったけれど、お腹周りがだいぶ豊かな方だった)をはじめ、店員の方たちもテキパキしていて愛想もいいし、このうどん&唐揚なら、そりゃ人気出るだろうなと納得できるお店だった。離れたところでHが頼んでいたカレーうどんもだいぶ美味しかったらしい。食べたかった…。

Aはりや(12時20分〜13時15分) かしわざる700円とざる400円をシェアで550円。

そのまま三島製麺所へ移動。久しぶりに昨年行こうと思って、雪の中をどうにかたどり着いたら、臨時休業で悲しい思いをしたお店。前回食べたときは、食べたときの雰囲気というかシチュエーションがあまりに良くて、うどん自体の印象がさほど残っていないので再確認したかったのだ。で、お店の前へ行ってみると、入り口と思しき当たりに子供用の三輪車が置かれて、人気がない。もしや、また休み?!と不安になったが、お店の人がすぐに出てきて三輪車を片付けながら「やってますよ」と言ってくれて一安心。中へ入ると建て増したらしく、見たこともない壁があった。ここは特にメニューとかもなく、あったかいか冷たいか、そして大か小かを伝えるだけ。机の上にあるお醤油をちょっとかけて、お好みで卵を割り入れ、うどんをすする。ああ、そうだ、こんな味だったと記憶が蘇ってくる。そんなに強い主張があるわけではないから、これはどこの麺でしょうなんてブラインドテストをされても判らないと思う。でもシンプルでさっぱりしていて、飽きのこない麺だと思う。やっぱり、このお店は雰囲気だけじゃなくて麺も好きだったんだわ。逆にお店は前の素朴な麺打ち場という感じがちょっと薄れてしまったけれど、でもそれでも家族経営のこじんまりした雰囲気は変わらない。

B三島製麺所(14時20分〜14時30分) ぬくい小1玉+卵150円。

さて、次である。本当は長田へ行って釜揚げを食べるか、初体験のお雑煮うどんを食べるかというような話をしていたのだが、かしわ天のボリュームにかなりやられ気味。特にHは元々二日酔いだと言っていた上にカレーうどん&かしわ天も食べているので結構バテ気味である。で、どうしようかと話し合った結果、今回の予定には入っていなかったが小懸屋へ行くことにした<それでも、うどん屋へ行くワタシ達。小懸屋で大根おろしを食べれば消化も促進されるかもしれないし、ちょっと味変わりが欲しかったのだ。で、苦しいとか言いつつも、H家以外は一人一杯ずつ食べてしまった。大根も大量に出てきたので、皆で一生懸命おろしにする。かける前から、夏の大根と違って水気が多いような気がしたが、食べてみてビックリ。甘い!!お店の注意書きにも「夏の大根は辛いので量を調節して」と書かれているくらい、確かにピリッと辛かったのだが、今回の大根は辛さはほとんど感じられなくて、とにかく甘さが際立っている。驚き。これはこれでありだわね〜。

C小懸屋(15時〜15時15分) 醤油うどん小1玉420円。

さて、次だ。ちょっと甘いものも欲しくなってきたしなあということで、当初の予定通り、福田へ向かうことにする。四国の一部では、お雑煮は白味噌仕立てで、何とあんころ餅が入っている地域があるのだという。福田というお店は餡子屋さんで、そんなお雑煮にうどんを入れたメニューを出しているそうなのだ。そのお雑煮、一度食べてみたいと思っていたので是非行ってみたかったのである。ちなみにそういうのが食べられない人用に、お醤油仕立てのお汁に餡子の入っていないお餅という普通のメニューもあるそう。福田は香川県の西側、善通寺市にあるので、行くのにかなり時間がかかった。しかし!ようやくたどり着いてお店へ入ってみると、お雑煮は既に売り切れていた!おはぎが1つ残っているのみ。ショック〜!でも、どうにもしようがなかったので、寂しく店を後にする。がっかり。

あと一軒くらいは行けそうだよねと改めて次のお店の相談。おか泉はちょっと無理そうだし、たらいうどんならシェア出来るし、やっぱり釜あげは食べておきたいということで、長田へ向かうことにした。小懸屋の斜向かいにあるので、福田は無駄足もいいところであったが、多少インターバルがあいたのはお腹にとっては良かったかも。とはいえ、H夫婦は既に終了気味。残りの3人で頑張ることにする。

長田は一時お店を閉めていたらしく、先代(?)の汁の味を再現してリオープンしたばかりなのだとか。釜あげはつけ汁なのだが、通常のかけ汁以上より味も濃いので、釜あげ主体のお店はうどんよりもむしろつけ汁に心血を注いでいるのではないかといった風情になる。以前の長田には一度来ているのだが、その時は本当に満腹でほとんど味わえず食べれず状態だったので、味はあまりよく覚えていない。なので今回はじっくりと味わってみた、最初の印象はずいぶんと甘みが効いているなあというもの。でも食べ進んでいくうちに、そんなに気にならなくなる。ふむ、美味しいじゃないの。ここでは弟クンがかなり頑張って食べていて、H家の二人よりも多く食べていた。普段が相当少食なので、いつも割り勘負けしてしまうそうだが、人生で初めて割り勘勝ちしたと喜んでいた(笑)。

D長田(16時50分〜17時10分) たらい小(6玉)1110円をシェアで220円。

さて、本日のうどん行程を無事終了し、お宿へ向かう。今回は金毘羅さんの近くの八千代旅館別館。温泉がついていると聞いていたのだが、実は温泉は本館のみで、そこまで歩いて行かなければならないらしい。遠いわけではないのだが、お風呂上りに夜道を歩く面倒さを思って、結局温泉には行かず仕舞いにしてしまった。勿体無い。最初にあてがわれた3人部屋の暖房の効きが悪くて、部屋を変えてもらったら6人くらい泊まれそうな広いお部屋になった。お腹も一杯ということもあるし、部屋でだらだらとつまみつつ飲みましょうということになる。ホテル近くのスーパーまで買出し。H夫妻は温泉へ行ったので、最初のうちは3人でシステム屋さんの仕事などについて話す。その後5人全員揃ったので何か遊ぼうということになる。が、ゲームが調達できなかったので、相方さんの持ってきた「もじぴったん」で遊ぶ。しかし意外とみんな真剣に単語を考えてしまうからちっとも会話が弾まないという欠点があることがわかった。0時過ぎまで遊んで就寝。 →翌日へ

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