の〜んびり沖縄 NO.1


■出発まで。

このところ友人夫婦達が、ヨーロッパ行ったり、上海行ったり、韓国へ行ったりしていて、羨ましいなあと思っていた。ワタシ達もどっか行きたいなーと。マイルもちょうど30,000マイルくらい溜まってるので、近場なら二人分の航空券取れちゃうなとも思っていたし。

場所はどうしようか、またもや韓国?高松?という話もあったんだけれど、最終的に沖縄ということになった。相方さんは高校生の頃に沖縄にいたことがあったそうで、以前から再訪したいと言っていたし、ワタシはワタシで仕事でもプライベートでも沖縄に足を踏み入れたことが無くて、ずっと憧れていた場所なのである。

そして、ちょうどそんな話をしていた頃に相方さんが「東京カレンダー」という雑誌を見せてくれた。沖縄特集だったんだけれど、リゾートホテルとかじゃなくて、ヤンバルの「鄙びた」というか「のんびりした」感じのお店や宿の紹介だった。載っている宿がとても良さそうで、すごく行ってみたくなった。そこを初めとして、今回の旅行のアレンジは全て相方さんがやってくれることになった。

急に思い立った旅行だし、せっかく飛行機代もタダなので、今回は出来るだけ安上がりに旅することにした。

■6月24日(木)

出発はJAL沖縄行きの最終便。相方さんとは羽田で待ち合わせ。普通に会社で仕事を終えてからでも、間に合うのが嬉しい。とはいっても、そんなに余裕があるわけではないので、チェックインしたら、すぐに搭乗。バスで飛行機へ向かう。まわりはサラリーマンっぽい人がいっぱいだけれど、微妙に濃い顔の人が多いような気がする。・・・気のせいかな。まあ、ワタシ達、特に相方さんは、十分に南方系の顔立ちなんだけど。

昼間の飛行機だと「リゾッチャ」とかいって、ビンゴゲームとかあったりするらしいけれど、ワタシ達の便ではそんなイベントはなし。それにしても2時間半もかかるとはビックリ。結構遠いのねえー。慌てて飛行機に乗ってしまったのでお菓子とかも何も持ってないというのに、お腹が空いてきてちょっと困る。夕飯時だし。

22時頃、沖縄那覇空港に到着。二人分の荷物を一つのカバンにまとめて、機内持込にしようとしていたのだけれど、搭乗ゲートで「預かります」と言われてしまったので、ターンテーブルへ行って荷物を待つ。しかし待てども待てども出てこない。「羽田で一番最後に積んだ荷物を、こっちの空港に着いて一番最初に出すと、台車の一番底になって、ターンテーブルに出てくるのは一番最後になるんじゃない?」なんて冗談で言っていたのだけれど、全然出てこない。あたりもすっかり閑散として、もう一組だけ残っていた人も荷物を取り上げたところで、よーやくワタシ達の荷物が出てきた。本当の本当に最後だったよ!そんなわけで30分くらい空港に滞在していたか。

ターンテーブルの真ん中に座っていた。これもシーサー?

空港の外へ出るとモワーッと暖かい空気。やっぱり南国だなあ。空港に直結している「ゆいレール」に乗る。美栄橋という駅までチケットを購入。ゆいレールは頻繁に走っているらしくて、便利だ。目的の駅までは15分くらいらしい。ワクワクと窓の外を眺めると・・・。あら、意外と普通だ。ヨーカドーとか牛角とかがある。なんだか勝手にもっと東南アジアっぽいところを想像していたみたいだけど、ここはれっきとした日本だわね<こらこら。ただ、所々のビルにもシーサーが乗っかっているのが、やはり沖縄県以外の地方都市とは違うところだわ。何だかワクワクしちゃう。

まだ全く地理が判っていないまま、相方さんに促されて、美栄橋駅で降りる。街の真ん中みたいだけれど、人気はあまりない。駅からすぐ近くにあるという宿に向かう。今夜は、ここ最近、沖縄で流行っている(?)というゲストハウスに泊まるのだ。ゲストハウスとはバックパッカーとかの人が良く泊まるような安宿だそうで、ドミトリーで雑魚寝というのが一般的なスタイル<さすがにワタシ達は個室にしたんだけど。団欒スペースでは見ず知らずの人とお酒を飲み交わしたり、なんてこともあるらしい。月光荘という所で、築50年の木造家屋を手直しして使っているとのこと。メインストリートには看板しか出ていなくて、細い路地を入ったところに建物はあった。確かに古いというか、どちらかというとオンボロな建物。入り口にドアは無いし、風も入りたい放題で、えらく開放的な感じ。沖縄に住み着いちゃいましたみたいなお兄さんが、シャワーはここ、洗面所はあそこと案内してくれる<もちろん、共有。個室は団欒テーブルのある脇にあって、和室になっていた。なんだか面白い所だねえ。そうそう、宿泊料はなんと、一人2000円! 安っ!

とりあえず、荷物を置き、夕飯を食べに行く。美栄橋というのは、かの有名な国際通りのそばでもあるらしく、徒歩圏内なんだそうだ。お店は何やら相方さんがチョイスしてくれているので、ついていく。国際通りはもっと夜中まで人がフラフラしているのかと思ったら、23時過ぎた今、人通りはあまりない。お店もほとんどやっていないし、一番ビックリしたのは目抜き通りだというのに、そこに面して駐車場が沢山あったこと。あまり街として活気が無いのかなあ。相方さんに尋ねてみたら、ここはどちらかというと年齢層の上の方をターゲットにしている所なんだそうである。若い人は北谷(ちゃたん)とかの方に多いんじゃないのと言っていた。

それと、もっとアメリカンテーストなお店が一杯あるのかと想像していたのだが、ほとんどなかった。相方さんの解説によると、町によって、アメリカ人・基地へのスタンスというのは随分違うらしい。基地のある町は、必然的にそういう雰囲気のお店も多くなるのだろうが、那覇はあまりアメリカ色を打ち出したくないように思えた。

夕飯は国際通りから逸れて、中の方に入っていった「なかむら屋」という居酒屋。いわゆる普通の居酒屋っぽい感じ。沖縄フードを食べようということで「スクガラス」「グルクンの唐揚げ」「そーみんチャンプルー」「豆腐チャンプルー」「烏賊の墨汁」 相方さんは沖縄料理も泡盛も大好きなので、相当ご機嫌な感じ。この雰囲気が好きなんだよーとのこと。対照的に、いつもは食べ物に相当うるさくて、旅行のメインの目的は食べ物というタイプのワタシだが、実は沖縄料理はあまり得意ではなかったりする。嫌いではないんだけれど、すごく好きというほどでもなくて、沖縄系の料理を食べているときに「美味しいもの食べてるときが一番幸せ〜」みたいな気分になれたことがないのである。「本場で食べたことがないからだよ」と相方さんには常々言われていたのだが、沖縄までやってきて食べた結果は・・・やっぱり、それなりであった。うーむ。これ以降の食事に期待ということにしておこう。あ、でも、墨汁は気に入ったわ。今まで食べたことがなかったメニューなのよね。墨汁が染みた大根が美味しかった。

それにしてもお安い。チャンプルーとか大皿いっぱい出てきたのに350円くらいだったし。そんなに沢山飲んだり食べたりしたわけではないけれど、居酒屋に行って、二人で2400円は安いぞ。

グルクンの唐揚げ

お腹も満たされて、宿に戻ったら、もう0時半過ぎ。そこらへんにいる人とお喋りして、お友達になりたいような気もしたのだが、眠くなってしまったのと、明日の朝は割と早く出掛ける予定にしているのもあって、寝ることにする。クーラーがなくて扇風機だけだった上に、部屋の外には酔っ払って帰ってくる人の声が響いていて、あまり眠れず。

→続く


初日 二日目前半 二日目後半 三日目前半 三日目後半 四日目


 

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