2010年5月GW 青森&秋田 桜追っかけツアー

<そもそもは>

相方さんの仕事の予定が決まらず、ノープランのままGWに突入しそうだった4月最終週の週末に、Y子さんから連絡があって、「N間さんたちが東北旅行を企画しているんだけど一緒に行かない?」と誘ってくれた。飛行機をチェックしてみると、GWにも関わらず、普通にマイルで予約できることが判り。ホテルも同じところが取れそうだったので、勢いで行ってしまうことにする。レンタカーを青森から秋田まで借りて、弘前と白神山地と角館に行くらしい。それ以上の情報はなし。暖かいんだか寒いんだか判らないので荷物が少し膨らんでしまった。桜はホントに見れるのかしら?

<2010年5月3日(月) 1日目>

9時50分発のJAL。少し早く着いたのでラウンジでコーヒー飲んで新聞読んでから搭乗。満員というほどではなさそうね。M衣さんの姿は見えたが、ほかのメンバーはどこに座っているか判らず。青森までは一時間。あっというまだね。

青森空港に到着し、レンタカー屋さんのカウンター前で集合。今回はFじ田さん、N間さん、M衣さん、Tじ野さん、H夫妻とワタシというメンバー。あまり一緒に旅行したことないメンバーなので、どうなるか楽しみだなー。レンタカー2台に分かれて、弘前へ向かう。空港を出てすぐに道は混み始める。みんな桜を見に行くのだろうか。弘前市内に入ると道の両脇に桜が植わっており、しかもそれが満開なのでテンション上がる↑

渋滞してるとは言っても、車が動かないというわけではなく、ゆるゆると13時ころ弘前城近辺に到着。駐車場を探していたところ、上手い具合に見つかった。車を停めたすぐ後ろには土筆が一杯生えてた。春なんだねえ。

さて、弘前城というか、桜並木は目の前に見えていたのだが、わんさかと花盛り!これを満開と言わずして何というという感じの咲きっぷりだ。すごい、きれい〜!観光バスもいるし、人もたくさん歩いている。多分このエリアでは一年でもっとも人が多いくらいの時期なんじゃないかと思うし、確かに混雑しているのだけれど、でも東京の千鳥が淵なんかに比べたら、静かというか、歩きやすいようにも思う。

じっくり桜を眺めてお散歩したいところではあるが、いかんせんお腹が空いている。腹が減っては戦が出来ぬということで腹ごしらえ。Hが見つけてくれていた美味しい白米が食べれる場所へ向かう。「ねぷた村」という所にあるらしい。ん?その場所、なんだか知ってるな。お城の脇にあって、御土産物屋さんとかが一杯あるところでしょうと聞いたら、その通りだった。前の仕事で営業から異動する直前の出張で4月に青森に来たことがあって、そのときは桜もまだ一分咲きという非常に残念な状態だったのだが、その「ねぷた村」でお土産を買った覚えがある。行ってみたら、やはり記憶にある場所と同じだった。お土産物屋さんでは色々と試食をさせてくれて、南部煎餅だったり、お漬物だったり、お菓子だったり、色々いろいろあって、かなり楽しい。お食事どころにたどり着く前にお腹一杯になってしまいそうだわ。

お目当てのお店は津軽旨米屋(つがるうまいもんや)というお店。もう13時もだいぶ過ぎているのだけれど、少し並ぶ。並んでいる間にメニュー検討。「けの汁」って何かしらん。「けもの」と関係あるのかしらと思ったが、Google先生にお尋ねしたところ、お野菜と凍豆腐の入ったお味噌汁だそうだ。あら、ワタシの好きそうなものね。それにしましょう。

昼食:<津軽旨米屋>貝焼き味噌とけの汁定食 1300円。

けの汁は予想通りけんちん汁みたいな感じでほっとする味。貝焼き味噌は味噌っぽい味を期待していたら、貝の卵とじだった。そこにほのかにお味噌の味。Tじ野さんのセレブな口には合わなかったようだが(笑)、卵とじ的なものが好きなワタシは結構好みだったわ。ご飯にのっけていただいてしまった。

さてさてお腹も満たされたことだし、ようやくお花を見に行くことに。中央高校口からお堀の内側へ入っていくと、やっぱり人多いなあ。こんなに桜が満開でお天気よければ、当然なんですが。一番太いだったか大きいだったかの桜を見る。全体像はカメラに収まりきらず。

道沿いには屋台も一杯出ている。小さいタコとは言え、タコが丸々一匹入ったたこ焼きとか、巨大なりんご飴とか、何だか大らかな感じのお店が多いような気がするわ。

東口券売所というところで300円払うと、有料区域である北の郭と本丸エリアに入れる。多少は人の数も減るのではと期待して入ってみたところ、若干ではあるが減った感じあり。このお城はあちこちにお堀があるんだなあ。案内図で見ても、外堀、中堀、内堀があり、蓮池という池もある。外堀の西側は西堀と呼ばれているらしい。お堀にかかった橋と桜も良い感じ。少し風が出てきたかな。

何だかゆるキャラもいて、お客さんと一緒に記念撮影してた。最近、どこにでもいるなあ、こういうの。Tじ野さんはゆるキャラ好きらしい。

本丸へ行くと、そこは枝垂桜のお庭で。枝垂桜は全ての木が満開というところまではいかなかったけれど、でも色が染井吉野よりも濃いので、これまた素敵。天守は写真で見ると風情があるけれども、実物はさほど素敵ではなかったのだけれど、でも江戸時代に再建されたものらしい。

蓮池越しにはうっすらと岩木山が望める。上のほうが雲がかかっているけれど、雪が降っていたりするのかしら。

ちょっと芝生の上で休憩した後、西口券売所から有料区域を出て、西堀沿いの桜のトンネルへ。完全に頭の上を覆うように桜の木が植わっていて、それがまた延々と続いている。うわあ、きれい!何を見ても「綺麗」という言葉しか出ないけれど、桜好きだし、しょうがないよねえ。しかもお天気も良くて、暖かくて、こんなに最高な日に見に来れるなんて、何てラッキーなんだろうと。誘ってくれた皆さんに感謝だわー。

トンネルを端から端まで歩いたあとは、西の郭の端っこを通って二の丸のほうへ戻る。天守を下から眺められる撮影スポットや、東内門のそばに植わっている日本最古の染井吉野(明治15年-1882年)などへ行く。「桜と天守」というよりは桜が育ちすぎていて「桜の陰に天守」くらいな感じね。でも、どこを見ても桜、桜、桜。桜好きには堪らない場所だなあ。

心行くまで桜を堪能した後は、本日泊まる青森市へ向かう。そういえば、何で青森市に泊まる事にしたのか聞いていなかったけれど、市場へ行きたいと言っていたから、その為かしら。青森は港だから市内にも市場があるらしいのだ。だいぶいい時間になってきていたので、まずはアウガ市場というところへ向かってみた。Hの運転するワタシ達の車はちょっと遠回りにはなるけれど高速を使ったら比較的早く17時過ぎには着いたのだけれど、M衣さんたちは下道で来ているらしく、まだまだ到着しない様子。先に行っていると、18時半まで営業していると書いてはあったが、商品もほとんどなく、店じまいを始めている。お客さんもいないし、寂しい感じ。

あまり盛り上がらないので、ワタシたちは早々に引き上げてホテルへ向かう。H夫妻とワタシは、後から便乗させてもらった旅行でもあり、かなりギリギリになってから手配をしたのでホテルもN間さん達とは別の場所。ワタシ達のホテルは市場からもすぐ近くだった。青森駅からも近い町の中心地…のはずだが、静かな場所だ。楽天で申し込んだお宿は一泊3800円で朝食付きという脅威の安さだったので、どんなかしらと少し警戒していたのだけれど、普通の田舎のビジネスホテルだった。

N間さんたちも市場へ一瞬寄ったものの収穫なくホテルへ向かったようで、夕食を食べる予定の場所で18時半に待ち合わせることにした。海に突き出たアスパムという三角形の建物。こんな形のチョコレートケーキあるよなあと思いつつ、歩いていたら、半透明の波板で囲った小さな温室のようなところに、ねぶたが飾られているのを発見。

入り口へ行ってみると、「竹浪比呂央ねぶた研究所」と書かれていたが、ちょうど18時で閉館したところのようである。まだ中に人はいるけれど…と思っていたら、お姉さんがドアを開けてくれて「少しだけだったら見ていけますよ」と言ってくれる。わーい!少し暗くなってきたので、今灯りを燈したところなんですとのこと。それが目に入ったんだわ。

綺麗〜。本当にここで製作しているようで、作りかけのものもあった。男性の方が作り方を説明してくれる。針金で形を作り、中に灯りを入れたあと、和紙を張る。ステンドグラスの枠みたいな感じで黒い線とそのまわりに滲まないように灰色の絵の具を塗る。そして、赤や青のポスカなどで色づけしていく。べた塗りしてしまうと光を通さなくなってしまうので、濃淡をつけたり、灰色の絵の具を散らせるとそこは細かい穴が開いたように見えて光を通すことが出来たり、色々なテクニックがあるらしい。

飾られていたのは鐘旭という中国の武将をモチーフにしたものばかりなのだけれど、同じモチーフでも人それぞれ違うイメージを持って製作するので、出来上がりはまったく違うものになっている。ちなみにイメージを描いた平面図だけを元にして作るそうで、その絵も見せてもらったのだが、二次元の絵からこんな風に立体化できちゃうこと自体がすごくて、ちょっと感動。

「ねぶた」と「ねぷた」の違いも教えてもらう。実は道中でもその話になって、Google先生に聞いたら、青森市は「ねぶた」、弘前市は「ねぷた」、五所川原市では「立ちねぶた」といって背の高い20mほどのねぶたを作るということは判ったのだけれど、それ以上は判らなかったのだ。説明によると「ねぶた」と「ねぷた」は別々のものではないのだそう。話すときの音としては「ねぶた」と「ねぷた」の中間くらいの「ねむた」みたいな発音らしいのだけれど、弘前が先に「ねぷた」という表記にしたので、同じにするのも何かなと青森では「ねぶた」にしたらしい。

ではそもそも、その「ねぶた」とか「ねぷた」は何かと言うと、「ねむたい」ということなのだそう。夏ごろに暑くなり、眠気に襲われるのを避けるために、眠気を流す灯篭が起こりなのだそうだ。灯篭流しなんだー!だから中に灯りを入れるのね。そしてこの灯篭は毎年新しく作るものなのだそうだけれど、昨年作ったものが今ここに飾られているもので、明日の夜に青森市のメインストリートでねぶた祭りのミニ版みたいなことをやるんですって。うわ!見たかったー。「明日までいらっしゃらないんですか?」と言っていただくが、明日の夜は秋田にいるのだ。残念ー。でも、ここにいた方たち、皆さんとても親切で色々と教えてくださって楽しかったし、ちょっとだけでも雰囲気を味わうことが出来て良かったわ。

さてさて、ちょっと寄り道してしまったけれど、アスパムへ。1階はお土産物屋さんになっている。車で移動しているから、荷物を増やしても問題ないんだけど、どうもワタシは旅行の前半でお土産買えない性質なのよねえ。N間さんたちと合流して、10階にある「西むら」というお店へ。町側を眺めるお座敷がちょうど空いていたので、そこへ滑り込む。みちのく料理が食べれるのだそうだ。青森といえば、やっぱり海産物かなあ。

夕食:<西むら>いそくれない定食 3500円。 

ウニいくら丼、帆立のお刺身、じゃっぱ汁。いいお値段だけれど、丼のイクラとウニはたっぷりだし、帆立のお刺身はねっとり甘い。じゃっぱ汁は鱈が入ったお味噌汁で、すごくゴロゴロと鱈の身が入っていた。いいお出汁が出ていて美味しい。ここでも田酒飲み比べセットなどはあったものの、飲みというよりは食事だったので、飲み足りない皆様を中心に二軒目の相談。お店の人に聞いたら、どうやらちょっと歩いたところに飲み屋街(?)があるらしい。

ではそこへ行きましょうと歩いていくも、人気もなく、だいぶ寂しい感じ。でも通りすがりのお兄ちゃんに聞いたら、すぐそこにあるよとのことだったので歩き続けたところ、屋台村みたいな場所に到着。ほほー。これまたさびしい感じの場所であったが、それぞれのお店はお客さんで一杯。たまたまワタシたち全員が座れそうな外テーブルが一つ空いていたので、そこに落ち着く。ワタシはお腹一杯でほとんど何も食べなかったけれど、皆なんだか色々頼んでたなあ。よく食べるなあと思いながら見ていた。寂しそうなY川からのメールが皆に届いたので、楽しそうな写真を送ってあげた。

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